顧客の怒りを一瞬で鎮める聴き方のコツNo.6
2019年08月07日コールセンター応対力 コラム顧客の怒りを一瞬で鎮める聴き方
6.一瞬で神妙になる
相手を怒らせる人の特徴として、相手は感情的に話しているので、こちらはのんびりと話しているなど、感情のトーンが合っていないことが原因のひとつとしてあります。
相手は怒っています。神妙に話を聞く姿勢が求められます。
このトーンに、感情が一番現れます。男女差によっても異なりますし、相手の気持ちを考えたトーンは何かという心情を理解することも必要になってきますが、簡単な方法はおへそにぐっと力を込めて、トーンを低くして話します。たとえば電話で顔は見なくても、頭を下げてお詫びします。頭を下げることで喉の気道がふさがれ、苦しそうな声が出ます。
トーンと良く似ている言葉で、声の表情というスキルがあります。電話で相手が見えない場合でも、謝っている、笑っている、喜んでいるなどの感情が浮かんでくるような声のことを言います。